秀岳荘60周年記念セールで買ってしまったのが一人用テント「Nemo Tani LS 1P」です。
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相方とのテント泊登山はまだ先な気がするので、おひとり様用を買ってしまいました。
二人用で買ったsnowpeak FAL2も2kgを切っているので軽く、それで十分でしょ?とも思っていましたが、テント泊登山だけじゃなくバイクパッキング(チャリでULなツーリング)やソロキャンプも視野に入れると、より小さく軽いモノが欲しいなと思っていて、それがこのセールの案内で一気に火が付きました・・・(^_^;)

おひとり様用としての候補に挙げたのは、
って感じです。

山で使う一人用テントならmont-bell ステラリッジテント1型がベストチョイスでしょうね。でも天邪鬼はあえて候補にさえも入れませんでした(^_^;)

Nemo Blaze 1Pにはものすごく興味がありましたが、北海道の山ではちょっと心配。キャンプ場でも前室やモノを置くスペースに不安があります。トレランの人用?
2Pは前室やモノを置くスペースの問題が解消されます。が・・・高い(笑)
もし「やっぱり山じゃ厳しいなぁ」ってなったら泣くに泣けない金額なので様子見という意味も含めてパス。
しかし1Pは本当にコンパクトですね。「か、かるっ!!」って感じです。2Pとの重量差は120g程ですが、790gと910gでは持った感じが全然違う。800~900g付近に体感が変わる閾値があるのかな?

lunar soloもBlaze同様雨や風がちょっと心配ですが、これはバイクパッキングやキャンプでも使えますよね。キャンプだと二人でもFAL2より使いやすいかも??
しかし今回のセールには関係ないので泣く泣く(?)パス。

フライクリーク1は最後まで悩みましたが・・・フライの色でTaniにしました(笑)
というのは半分冗談で、半自立式と自立式の狭間で悩みまくりました。で、100gも変わらないなら自立式かな、と。

しかし、バイクパッキングと言っておきながら候補の中でもっとも重くてかさばるタイプを選んでるんですよね・・・。

気を取り直してまずは身体測定の時間です。

ブツは3つ。テント本体(ペグ5本入り)、ポール、フットプリントです。
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それぞれの体重は、
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です。
合計1,498gです。フットプリントを抜くと1,322g。

カタログスペックの「最小重量1.09kg」の謎を解明すると・・・

ペグは12g/本なので5本でも60gくらいです。
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スタッフバッグも全部省けば200gくらいは減りそうです。「裸のテントとポール」で最小重量かもしれませんね。
確かに風が弱く地面が整備されて柔らかいキャンプ場なら最小重量でいけそうです^^;

まぁ、これは下調べで分かっていた事なので気にせず進みます。

さて、試し張り。外は暑いので室内で(笑)

まずはフットプリントを敷きます。
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で、本体のスタッフサックを開けると・・・おぉ噂の星座表。
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でも星座は全く分からないのでスルーw

フットプリントの上にインナーテントを置いてフットプリントに連結させます。
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これは地味に便利。仕舞う時はフットプリントも一緒にできるので2回目以降の設営時間が短縮されます(乾かすためには分けた方が良いでしょうけど)。
しかし、フットプリントはホントに必須のようですね。確かに底面は薄いです。必須レベルなら最初から厚くすればいいのに。

「フットプリントは消耗品と考えて底面を守るためにある」と前向きに受け取りましょうか。

その後はポールを伸ばして接続し、
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インナーテントをポールに掛けます。なんかスケスケでセクシーw
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2本のポールは中央でくっついているので立てるのは簡単です。
でもくっついているので狭い場所での作業は難しいです。テント場で見知らぬ人を刺さないようにしないといけませんね。

次にフライを被せてテントっぽくなりました。
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ペグは打てないのでダクトテープで固定してます。自立式ですが前室は固定できないので。

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汚い足でごめんなさい。165cmの僕には十分なサイズです。185cmの人だと多少の圧迫感ありそうです。
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支え棒とメッシュ付きのベンチレーション機能があり、中から開け閉めできます。メッシュ付きなので夏も安心。
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小物入れもあります。
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前室も十分です。
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インナーテントもフルオープンと一部オープンの2パターンがあります。前室にあるモノを取る場合、虫の侵略を最小限に抑えることができます。
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うーん・・・かっこいい(笑)
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あと、フットプリントを買っておけば、フットプリントとフライ(とポール)だけで設営ができます。薄い底面があるのでシェルターにはなりませんが、フットプリントとフライで立てて中からインナーテントを付けることができます。雨の設営/撤収時には便利ですね。

他にも「コーナーアンカー」と呼ばれるインナーテント・フットプリント・フライを接続するパーツが便利です。力を必要とせずにそれぞれを合体できます。しかし、踏んだら壊れそうでちょっと怖いです。補修部品として売ってないかな?
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さて撤収。

インナーテントとフットプリントを付けたまま畳んでスタッフサックに入れます。大きめのスタッフサックだから大丈夫です。コンプレッション機能付きなので便利です。

この状態で測ると1,353g
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ペグとガイドライン、フットプリントのスタッフサックを除いた状態です。
ペグはどのテントでも必要だし、使うペグやガイドラインの本数や重量でトータル重量が変わるので、1,353gは1つの目安になりますね。

標準でついているペグは5本(12g/本)で、ガイドラインは黒で3mmくらい。本数は少ないしガイドラインをもうちょっと目立つ色で細く丈夫なモノに変えたいですね。「実際の重量」では1.5kgを切るくらいですか。

ちなみにsnowpeak FAL2は・・・
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二人用で1,722g。

ガイドラインは付いているので、ペグを持つと1.8kgくらいかな?短辺入口とはいえ軽いですよね。

たった300g・・・されど300g・・・。

しかし、収納サイズの違いは大きいですよっ!
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お気に入りのザック、「山と道 MINI X-Pac ver.」にテント泊一式入れてみます。
(深く考えてないので甘い点ががあるかも。あ、サコッシュに入れる分は抜いてます)
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あまり余裕はないですがマイルームが入ってしまいました。25L(最大約30L)なのに。ベースウェイトも4.5kgほど。
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行きは良いけど、帰りは上手くパッキングできなかったりして(笑)

Nemo Tani LS 1Pは、一人なら荷物も置けるし十分な広さ。前室も広いけど広すぎない。ウルトラライトじゃないけど、まだまだスキルの低い僕には十分でしょう。

虫大嫌いなので、フロアレスは無理だしw

Blazeも含めチャレンジングなテントは、自分が山で寝る事に慣れて、スキルも上がってから改めて考えましょう。

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