Xmasイブは遺憾ながら残業でした。
先週から(アフター5の)予定が詰まっていて、まとめて仕事できるのが(消去法で)今日だったというオチですが。自分で決めたのですがなんか悲しい。
さて、ストーブ好きな自分なのでこのストーブの存在や高い評価は知っていましたが、シンプルな構造故に実際手にするまではその実力の高さを見誤っていました。
製品としての美しさは、EVERNEW チタンアルコールストーブやTriPod Power、Esbit Titanium Stoveなど沢山の「美」がありますが、高い機能性を兼ね備えた美しさという意味では、このストーブが1番かもしれません。
素晴らしいのはアルコールストーブのよくある弱点である、プレヒート時間・倒すと炎上・火力調整・消火不能のすべてがクリアされている点でしょうか。
カーボンフェルトを用いたシステムなので、プレヒートなしだし、もし倒しても被害は最小限で納められます。
また、3段階程度の火力調整が可能で、消火蓋による途中消火まで出来ちゃいます。
ちなみに火力調整や途中消火はトランギアのアルコールストーブでもできます。
あ、sanpo CF Stoveは火力を弱めることはできるけど、途中で強めることは難しいです。でも強める事って、揚げ物の仕上げとか本格的な料理とかの場合以外あまり必要ないですよね。
また、トランギア同様にストーブ内にアルコール燃料を入れたまま持ち歩くことも出来ます。なので途中消火後もそのままでOK。
オススメはされていませんけど。
ストーブ本体は直径53mmで高さ45mmほど。重量は蓋つきで25gです。
五徳スタンドは高さ90mmほどで、直径8cm以上の鍋やマグなら乗ります。重量は25.5g(実測25g)。燃料は2oz(56mlくらい?)入るそうです。
五徳はちょっと大柄ですが、地面へのダメージを低減し、鍋底との距離を確保しているのでよく考えられています。
でも「カップ麺やコーヒー用にマグ1つでお湯を沸かそう」程度なら五徳は他のモノでもいいでしょう。というか他のストーブでもいいですね。僕の場合は自作ストーブの出番です。
で、僕がsanpo CF Stoveを凄く欲しくなったのは、トランギアミニセットで一人のんびり・・・という状況です。
お湯を沸かしたり、フライパンで炒め物したり、炊飯したり、鍋したり・・・そんな時はガスバーナーがベストだと思いますが、一人の時は軽くてコンパクトで静かなアルコールストーブを使いたいものです。そして強火や弱火、途中消火が必要なのはこんな状況でしょうね。
もしくは炭火か。
あと、製品にはとても親切な取り扱い説明書も同梱されており、注意点も明記されているので安心して使えますよ。
飲料用缶とカーボンフェルトにステンレス串という誰でも入手できそうな素材から、メーカー製品に負けないクオリティとそれ以上の機能性を有するステキなアルコールストーブ。
限界まで軽量化する必要がある山行もしないので、ガスバーナーで良いじゃんと言われると身も蓋もないし、そこまで小型軽量化したいなら湯沸しのみのフリーズドライで良いじゃんと言われても返す言葉はありません。それ以前に僕の周りにはアルコールストーブ派が居ないのでボッチ専用・・・。
でも所有者全てを魅了してしまう、そんな素敵なストーブです。
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