思わず手に入れてしまったBROMPTON(2017 BLACK EDITION M6R)ですが、当初は「買うならSハンドル」と思ってました。しかし実際には在庫はMハンドルしかなかったのでSハンドルは諦めましたが、やっぱりフラットバーで乗りたいのです(BLACK EDITIONは限定車なのでオーダーもできません)。
Sハンドルに拘るのは、BLACK EDITIONならフラットバーが似合いそうなのと、Mハンドルではポジション的に苦しいからです。前者は好みの話なのでどうでもよい(?)のですが、後者は走りに影響があります。
そもそもBROMPTONは英国での日常使用向け自転車なので深い前傾姿勢で乗るモノじゃないのですが、165cmの僕にMハンドルでは悲しいかな思いっきりママチャリポジションになります。これでは腰によろしくないし走りも楽しくありません。上り坂では体重が後ろ目にかかり力が入りにくいし、向かい風もモロに受けて辛いです。
なのでライズ量の小さいライザーバーか、いっその事フラットバー(+ポジションチェンジャー?)でポジションを変えようと思いますが、2017年モデルからMハンドルのハンドルポストが27mm高くなっています(その分ライズ量が27mm低くなり、地上高としては変更なし)。
まとめると、Sハンドル/2016年までのMハンドル/2017年のMハンドルの地上高は以下のようです。
- Sハンドルのハンドルポジション:935mm
- 2016年までのMハンドルのハンドルポジション:1015mm(150mmライズ)
- 2017年のMハンドルのハンドルポジション:1015mm(127mmライズ)
なので、SハンドルとMハンドルではハンドルポジション的には8cmほど違いますが、ハンドルが付いていない状態ならSハンドルと2017年モデルの差は5cmほど。要は5cm弱のライズバーにすればほぼSハンドルと同じ高さになります。
そっかー・・・と考えならハンドルポストを短くしたDAHON Speed Falcoをフト見てみると、2017年のMハンドル用ハンドルポストにフラットバーを直付けした高さとほぼ変わらない事が判明。
英国人はどれだけ背が高いのでしょうか・・・そして僕はどれだけ脚が短いのでしょうか・・・。まぁ老若男女が乗れるBROMPTONなので、平地メインで考えると僕の身長でもMハンドルで問題はありません。単に慣れていないからでしょう。
と自分を慰めながら、とりあえずMハンドルを外し家にあったアルミのフラットバーを付けてみます。
これがまた・・・なんと気持ち良いのでしょう。やっぱりポジションって大事。
ロードバイクよりも気持ち低めなサドルの高さにすると、ハンドルとサドルが同じ高さになりました。DAHON Speed Falcoとはタイヤサイズも違うし、ホイールベースだって違いますが、ある程度はシートポジションの調整で補完できそうです。でもクランクの位置が違うので全く同じポジションにはなりませんが、前傾はあまり深くならず、顔を上げてのんびり走れるポジションです。
上り坂もだいぶ楽になりました(テスト中なのでアウターケーブルの処理はしてません。しかも間違ってるし)。
もちろん折りたたんでも問題ありません。
ハンドルポジションを下げたSpeed Falcoと同様に、ロードバイク並みの走りメインのポジションは出しにくいですが、20~30km走って身体が痛くなければOKです。
ただ、もしフロントバッグに荷物を満載すると、フロントに荷重が掛かり過ぎてちょっと怖いかもしれせん。フロントに荷重が掛かり過ぎないように大人しく4~5cmライズのハンドル(=Sハンドルくらいの高さ)にする方が応用範囲も広そうです。
もしくは、折角バイクパッキングギアがあるんだから、大型サドルバッグに荷物を分散しても良いでしょうね。
このポジションで問題が無いことが分かったので、Speed Falcoに付けたカーボンハンドルを移植してみます。
もちろんピッタリ。
元は60cmでしたが、両端をカットして54cmにしたので丁度いい感じです(Mハンドルの長さは52cmでした)。
ちなみに純正のMハンドルの重量は実測で251g。それに対して54cmにカットしたカーボンハンドルは82gと、一気に169gの軽量化です。
しかし、狙い通りというか、ちょっと低くなりすぎるかな?と思ってたフラットバーがこんなにサクッと上手くいくとは予想外です。
さて、まずは抜き取られた側のSpeed Falcoのハンドルを買わないといけませんが、BROMPTONはやっぱり2~3cmのライズバーにするのもあり。少し考えます。
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