僕の中ではe+LITEに続く2つ目のPetzl製品。
200lm(ルーメン)の明るさで2時間歩ける、小さいながらも必要十分な実余力を持ったヘッデン。
PA180017.jpg
Petzlの製品の印象は、一言でいうと「沢山あってよくわからない」でした。

でも冷静にチェックするとちゃんとカテゴリー分けされていて、このBindiは「重量とパワーのバランスに優れた、様々なアウトドアアクティビティにマッチした」アクティブ シリーズに属する製品だそうです。

他にも、ライトユース/エマージェンシー用のクラシック シリーズ(Petzl e+LITEはここ)、ナイトランなど向けのパフォーマンス シリーズ、狩猟や釣り・洞窟探検向けにスペシャライズド シリーズ、文字通りプロユースのプロフェッショナル シリーズがあり、用途に応じて選べます。
PA180011.jpg
こうやってアクティビティ別に分かれていれば探しやすいです。でも新製品がどんどん出てくるので、結局よくわからないのですけどね・・・。

で、Bindiですが、USB充電式で重量は35g(実測34g)。
PA180013.jpg
弱(5lm/50H)・中(100lm/3H)・強(200lm/2H)の白色光と、点灯(1lm/33H)・点滅(200H)の赤色光のモードがあります。

操作はボタン1つ。白色と赤色の切り替えはボタンの長押しです。一度切り替えると長押しするまでそのままのモードです。
PA180014.jpg
夜中テントの中で使うなら5lmで良いし、山小屋内を歩いたり星空を撮るなら赤色点灯が良いです。山のテン場で暗闇の中をトイレとかご来光を見に歩くなら100lmで良いし、ある程度の明かりがある平地のキャンプ場なら200lmくらいあった方がしっかり足元を照らせます。そして有事の際に助かる赤色点滅。

稼働時間を考えても夜に行動を開始するとかナイトランとかには向きませんが、予期せぬトラブルで下山が夜になっても大丈夫なくらいのスペックを持っています。

また、電池残量がわずかになると自動的にリザーブモードに切り替わります。3lmというわずかな光ですが、1.5時間持つので最後の最後までなんとか足元を照らしてくれます。

重量もそうですが、パッキングサイズも小さいです。

首に掛ける事も想定しているので、頭にしっかり固定できる平ゴムではなく細めのショックコードなのが嵩張らないというメリットにもつながっています。その分、頭に付けた時の固定力はイマイチです。でも走らないなら気にはなりません。ライト部分は回すことができるので、首に掛けた時も角度調整は容易です。

また、裏面が平らなので、床に置いても照らしたい居場所を照らせます。真上を向ければランタンのようにも使えます。
PA180016.jpg
この角度調整には更なるメリットがあり、反転させてしまえばスイッチ部分が覆われて誤点灯防止のロックとなります。
PA190023.jpg
電子的や物理的もロックが掛かるわけではなく、ボタンが押しにくくなるというアナログなギミックですが、見た目でロックされているとわかるし故障とも無縁です。素晴らしい。

充電はmicroUSBケーブル経由で。充電中はバッテリーインジケータが赤色で点灯し、充電が完了で緑色に変わるシンプルな動作です。もちろんスマホ用のモバイルバッテリーで充電できます。
PA180012.jpg
最近はmicroUSBで統一されてきたのが嬉しいです。でももうすぐUSB Type-Cの波が来る?せっかく落ち着いてきたのに・・・。

防水に関しては少々低くくIPX4(生活防水)。でも雨には負けないので、浸水などさせなければ実用上で問題となることはないでしょう。

という感じでこのPetzl Bindiは、日帰り~1泊ハイクがメインで、基本夜は行動しない僕にはピッタリな製品です。

メインのファーストエイド・エマージェンシーキットにBindi、サブ(ミニマムバージョン)のファーストエイド・エマージェンシーキットにPetzl e+LITE(26g/50ml/9H)を入れておけば、「ほぼ使わないのに邪魔だなぁ・・・」なんて感じることなく、想定外に暗くなってしまった時でも安心です。
PA180009.jpg
これまで持ち歩いていたBlack Diamond IOTAは、キャンプ用としてギアボックスに入れておきます。停電時にもサッと取り出せます。


最後にポチッとしてもらえたら嬉しいです♪
↓↓↓↓↓↓

人気ブログランキングへ
 



スポンサードリンク