その名の通り、ポケットに入る名刺サイズのラジオ。
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前々からあったらいいなとは思っていたのですが、そこまでラジオが必要な状況もなかったので買うタイミングがありませんでした。普段からそんなに積極的にラジオを聞くわけでもなく、必要なら車のラジオやスマホアプリradiko.jpでどうにかなっていました。山の中で聞きたい時はありますが、短時間ならスマホで十分だし、Amazon Musicで好きな曲を聞いた方が楽しいです。そもそも自然の中では人工音が無い方が好きですし。

でも今回の北海道胆振東部地震が買うキッカケになりました。災害時にラジオは必須です。

災害時だけじゃなく、これがあればヒグマの気配がする時やテントの中での暇な時間にスマホのバッテリーを気にせず音楽を聞けます。

サイズは約56×91.6なのでほぼ名刺サイズ。iPhoneSEと比べてもこんな感じです。
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厚みは13mmなので名刺50枚分くらいかな。
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重量は電池含みで約69g。実測では付属の電池を入れて65gでした。

電力は調達が容易な単4電池2本。駆動時間は、AMかFM、マンガン電池かアルカリ電池、スピーカーかヘッドホンかで変わります。最長はAM/ヘッドホン/アルカリ電池の組み合わせで170時間、最短でFM/スピーカー/マンガン電池の組み合わせで21時間となっています。災害時に使うであろうAM/スピーカーでは、マンガン電池23時間/アルカリ電池46時間のようです。
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アルカリ電池とマンガン電池では駆動時間以外にも特性(と価格)の違いがあり、一概にアルカリ電池が良いとは言い切れませんが、僕は自然放電が少なく液漏れの心配がほぼないエネループを使います。スタミナ的にも消費電力の比較的大きいスピーカー利用時にエネループのメリットがあるかと。
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ちなみにFMを聞くならスピーカーであってもイヤホンがアンテナ代わりになるのでイヤホンが必須です。コードを伸ばしておきましょう。も一つちなみにモノラルなのでステレオ放送は堪能できません。
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また、オートパワーオフ機能があり、2時間前後で電源が切れます。この機能は抑制できないので、「自宅や仕事場でラジオを掛けっぱなし」には向きません。

その代り、AM/FMに加えてAM放送が受信しにくかったりAMの送信所が被害を受けた場合もAM放送を受信できる可能性があるワイドFMがあるし、バッテリーを消費しないアナログチューニング式。どんな場所でもラジオが聞けることを主眼としているのでしょう。
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受信感度は驚くくらいに良いです。駆動時間も造りも価格以上です。正直な所、使い方が違うとはいえmont-bell H.C.マルチラジオとの質感/性能の差は大きいです。さすがのSONY。

付属のキャリングケースが少々昭和テイストですが・・・。
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まぁ、買いやすい値段だし、細かいことは気にせず裸のまま持ち出してガシガシ使う方が良いでしょう。でも防水じゃないので水には気を付けながら。

で、音質を追い求めるモノでないですが、イヤホンの形状が耳に合わなかったらaudio-technica DMK-32に替えるのが定番のようです。
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純正品が耳に合わないことはなかったのですが、不意に外れることがあるので僕もDMK-32に替えました。ICF-T46同梱品同様にケーブルが細いのでちょっと気は使いますが、これまた流石のaudio-technica。耳にフィットするし音質も良くなった気がします。

このポケッタブルラジオがあれば、スマホのバッテリーを気にせずにラジオを聞けます。バッグどころか胸ポケットに入れておいても邪魔にはなりません。
山なら人気のない所を歩く時にはスピーカーで、テン場で寝る前にはイヤホンで天気予報や音楽を聞けます。街中でも野球中継に便利。

もちろん災害時にも。このサイズでこの価格なら、一家に一台というより一人一台で良いかもしれません。

でも街中とかでの普段使いがメインなら、単4電池1本で最長100時間使えて、巻取り式イヤーレシーバーで、エリアプリセット式で、時計も付いてて80gのSRF-R356の方が便利だと思います。きっぱり。

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