手持ちの保温・保冷ボトルの保温性能を計測してみました。
とは言っても、素人の計測なのであくまでも目安程度に読んでいただければ幸いです。
計測方法ですが、室内で沸騰させたお湯を各々のボトルに入れて、気温0〜5℃くらいの環境に6時間ほど置き、再び室内に持ち込み温度を測りました。
真冬ではありませんが寒い時期の朝6時にお湯を入れ出発し、昼頃に山頂ってイメージすると、これくらいの温度と時間かなぁと。
3つの鍋を使い、4L以上のお湯を一気に沸かしましたが、順番に注いでいったし、計測も1つずつです。なので1℃くらいの誤差はあるでしょう。お許しください。なので、計測値も意図的に小数点第一位で四捨五入し「大体」って感じにしています。
さて、今回エントリーしてきたのは以下の8製品。
二人用のお湯 / 一人用のお湯 / ホットコーヒー用 / アイスコーヒー用 / 真冬の水筒用などなど用途はバラバラですが、手持ちを全て持ち出しました。
あ。計測には「GXSTWU 防水キッチン温度計」を使っていました。
という感じで、結果は以下となりました。
温度 | 製品名 | 容量 | 実測重量 | |
1 | 81℃ | 900ml | 372g | |
2 | 76℃ | 500ml | 256g | |
3 | 73℃ | 500ml | 305g | |
4 | 70℃ | 600ml | 235g | |
5 | 61℃ | GSI マイクロライト ツイストボトル | 500ml | 223g |
6 | 55℃ | タイガー ステンレスミニボトル サハラマグ MMP-J021 | 200ml | 116g |
7 | 50℃ | klean kanteen インスレート TKWide | 355ml | 344g |
8 | 38℃ | klean kanteen ワイドインスレート(旧モデル) | 355ml | 269g |
1位はやはり0.9Lのアルパイン サーモボトル。温度を保つにはお湯の量は多いほうが有利です。それでもこの気温下でも81℃は素晴らしい。カップ麺もまぁ大丈夫。二人分のカップ麺とスープ用のお湯を提供してくれます。
2位も想像通りの山専ボトル。カップ麺用のお湯には少々低いけど、スープ用のお湯を運ぶなら十二分です。それに、夏なら80℃以上ありそう。あ、重量が軽いのは、シリコンカバーとリングを外しているからです。
ちなみに、普段はアルパイン サーモボトルも山専ボトルも山専ボトルのボトルポーチ(今ならFFX-901Pouch/FFX-501Pouch)に入れているので、実際にはもう少し高い温度をキープできそうです。
3位はFLSKボトル。上位2つには負けますが、FLSKボトルはカップにもなる蓋がないキャップのみのシンプルな構造なので、それを考えれば健闘しているでしょう。でもFLSKボトルは山より日常やキャンプで使っているので、そこまで性能は求めていません。コーヒーのみならず、お酒を入れることもあります。炭酸OKなのが高ポイント。
4位はマグタイプの真空断熱ケータイマグ。お湯を運ぶというより、飲み物を入れて片手でそのまま飲めるタイプなのにしっかり高性能です。冬の出発時に入れたミルクティーの余りが、帰宅後もそこそこ温かいので凄いと思っていました。
5位はメーカースペック不詳のマイクロライト ツイストボトル。そもそもこのボトルの性能がわからないので測ってみようと重い腰を上げたのでした。性能は・・・うーん。でも僕は雪山で飲み水が凍結しないようにと買ったので役目は果たしてくれています。鍋用のお湯キャリーにはなるかな。お湯があると鍋は楽なのです。
6位はちょっとびっくり容量200mlのサハラマグ。コーヒーを持ち運ぶなら十分ではないでしょうか。こんなに軽くて小さいのに凄いヤツです。そして、お湯キャリーではなく、休憩時に飲んじゃう用途なので実際にはもっと熱いうちに飲めます。日常も週末も活躍する場はたくさんあります。
7位は現行型のインスレート TKWide。ワイドインスレートを比較するとかなり性能が上がっています。おまけにカフェキャップなのに。とはいえ、温度が半分になってしまうのはちょっと悲しい。スタバのコーヒーを注いでドライブ出発!って感じが似合うから良いですかね。
残念ながらの最下位はワイドインスレート。これは思っていたより低い値でした。これまでこれでお湯・・・というか温かいものを入れて運んだことがなかったので気付きませんでした。完璧に保冷ボトル扱いでした。保冷力ならそこそこだと思うし、氷を入れやすいし、カッコいい。夏には濃い目の水出しアイスコーヒーと氷を2個くらい入れて出社するので重宝しています。
想像以上だったのはサハラマグで、残念だったのはツイストボトルとワイドインスレートでした。でも残念な2つも、お湯を運ぶ目的では使っていないので適材適所で生かしていこうと思います。
改めて書きますが、素人の計測なので当てにはなりません。でも大体のスペックがわかったので、個人的には満足です。夏場の保冷性能も測ってみようかな。
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