山でも肉を美味しく食べたいなぁと探してみたら見つけたのが「WOOPs Iron SOLO UL」。
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買ってから2年経ちますが・・・。

芸人のヒロシさんが使って人気になった1~2名用の軽量な鉄板です。そしてMade in Hokkaido。北海道の職人さんが一枚一枚丁仕上げています。

148×150×3.2mmで重量約600g。

何度か使った後の計測ですが、実測では547g。付属の取っ手が30gでヘラは14gでした。全部合わせても591gです。

全くもって軽くはないのですが、”この鉄板を使う”が目的のハイクなら十分に持てる重量です。スキレットを持つよりは軽いです。
もちろん、鉄板だけじゃどうにもならないので火器も持ちますが、一体型でも分離型でもガスストーブが使えるサイズなので、燃料込みでも1kgは切ります。
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山にわざわざ重たい鉄板を持って行くのは、その熱効率の低さと蓄熱性が高さがあるからです。この特性により、食材をふっくらジューシーに焼き上げる事ができます。

とはいえ、まずはシーズニングが必要です。

  1. 鉄板全体の色が変わるまで空焚き
  2. 鉄板が冷えたら、中性洗剤で洗う
  3. 火にかけて薄く油を引いて煙が出なくなるまで加熱
  4. 鉄板が冷えたら、多めに油を引いてクズ野菜を炒める
  5. 鉄板が冷えたら、中性洗剤で洗う
  6. 鉄板が乾いたら、油を塗る

でシーズニング完了。ちなみに盛大に煙が出るし匂いも残るので、屋外での作業をおすすめします(経験者談)。
1・3・4と3回火にかけるのが少々面倒ですが、その後の手入れは楽で、

  1. 付属のヘラや家庭にある金たわしで汚れを落とす
  2. 油を塗って収納紙袋に保管

でOKです。
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錆が出てしまったら再度シーズニングが必要ですが、スキレットと違って洗浄後の空焚きの不必要なのが嬉しいです。また、鉄の一枚板なのでガシガシ洗えるのもポイントが高いです。

同様な製品としては、王道とも言えるヨコザワテッパンのハーフモデルである 「Yokozawa/2」があります。120×148×4.5mmで重さ約580gと、Iron SOLO ULよりちょっと小さいけれど、より厚くて(スペック上は)ちょっとだけ軽いのですが、Iron SOLO ULより大ぶりなコテとヤットコを含めると、Iron SOLO ULの方が軽いでしょう。

あと、Iron SOLOの特徴でもある、食材や油がこぼれないように考えられた両サイドの跳ね上げは便利です。
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ソーセージの滑落を防げるし、油が落ちる場所が限られるので地面を汚すのを防ぐ事ができます。あと、焼いた後はそのまま皿にもなります。

取っ手も用途と鉄板のサイズと重量をよく考えたタイプです。取り外せるのでパッキングが楽だし、必要な時に付ければいいので熱くて持てない!ってなりにくいです。
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ミニマムなヘラも、これなら「重いから持って行かないでいいや」となりません。
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鉄板は、厚ければ厚いほど熱ムラが出ずに蓄熱量も多くなるので美味しく焼けるのですが、体力と気合い(食い意地?)も同時に必要となるので、どこに落としどころを付けるのかが大事です。

僕はこのIron SOLO ULで牛肉を焼く事に至福を感じます(ソーセージを焼く程度ならミニフライパンで十分)。
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もちろん、場所や時期はわきまえます。肉をジュージュー焼くのは、ヒグマが居ない場所や時期限定の楽しみです。

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