トレランを含むランニング用ウインドシェルというポジションのようですが、軽量タイプのレインウェアと合わせるならハイクにも合うと思います。
色はNucleusという、明るめのマスタードっぽい色です。
子供のカッパっぽい黄色ではありません(キッパリ)。
そんなIncendo Hoodyの特徴は、耐風性と抜けの良さでしょうか。
相反する機能ですが、メインの生地はDWR撥水加工されているので風や小雨から身体をガードし、熱がこもりやすい脇下はメッシュ素材で通気性を上げています。
これだけメッシュ素材が使われているのに130gと軽量です。同社の製品なので簡単に破けちゃうってこともないでしょう。
耐風性は羽織っただけでも分かります。実際、見た目以上に風を防いでくれますが、その分蒸れも感じやすいです。風切るスピードでは動かないハイクでは暑さを感じることも多いでしょう。
そういう場合はジッパーをフルオープンして、チェストにあるスナップボタンで留めればOK。
便利だけどちょっと面倒なダブルジッパーよりこっちのほうが好きです。
フードの後ろ側にも同様のスナップボタンがあり、フードをクルクルと丸めて仕舞っておくことできます。
これはハイクというより自転車ではとても嬉しい機能です。
フード自体はミニマムですが先端にフレーム状のものが入っており、キャップと合わせることによって頭にフィットします。雨除けというより風や寒さを凌ぐものでしょうからこれで十分です。
ポケットは右下に1つ。
パッカブル用のポケットですが、ヘッドホンとか家の鍵とか入れるのによいのかな。スマホも入るサイズですが、この位置だと重さを感じてしまうと思います。
サムホールもない袖口もシンプルですが、手の甲側が長くなっているので寒さを感じにくくなっています。また、締め付けないサイズなので腕時計も袖の中に入れておけます。
本来、ハイク用途ならArc'teryx Squamish Hoodyでしょという話もありますが、持ち歩いているレインウェアが軽量タイプ(AXESQUIN フリシキル)なので、Squamish Hoodyでは差別化が難しいのです。なのでウィンドシェルには通気性(換気能力)と最低限の耐候性(耐風性)を求めてIncendo Hoodyを選びました。
通気性でいうとAXESQUIN ハゴロモが(手持ち)最強ですが、岩場や稜線では少々心許ないので、行く場所や時期によってIncendo Hoodyかハゴロモかを選んでいます。
あと、上でも書いていますが、正面からの風に強く、両腕と腰に反射素材がついて、フードを畳めるので自転車ライドでも便利です。
ちなみに、Incendo Hoodyはランニング用のため、Squamish Hoodyより0.5サイズくらい小さいです。ハイクで使うなら1サイズ上げたほうが使い勝手が広がります。1サイズ上げると袖が余るけど、縫製が良いのか気にはなりません。裾は長めの方が山では嬉しかったりもします。
レインウェアがどんどん軽くなっているので、レインウェアの守備範囲が広がってきています。でもIncendo HoodyやハゴロモのようなTシャツ1枚の上にサッと羽織れるソフトシェル/ウインドシェルを持っていると便利です。
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