夏に山と道 HLC北海道でゲットした、軽さと着心地の良さに驚いたシャツが「山と道 UL Short Sleeve Shirt」(オリーブ)。

生地はPERTEX QUANTUM AIR。適度な防風性と速乾性、ストレッチ性を有します。肌触りも良いので直接肌に触れても嫌な感じはしません。

現行品のAXESQUIN ハゴロモも同素材を使っていますが、僕のハゴロモは旧モデル(PERTEX EQUILIBRIUM)なので質感が違います。

AIRじゃないPERTEX QUANTUMは、Patagonia Micro Puff Jacketや同Nano Puffなどで使われています。

肌の上に直接着る事ができるのがUL Short Sleeve Shirtの売りの一つだと思いますが、シャツよりシェルで多く使われている生地なので、速乾が売りのTシャツやベースレイヤーのベタ付きの無さには負けます。でも前開きの(スナップ)ボタンタイプなので、手動で(?)ガンガン換気ができます。そしてシャツタイプなので襟があり、風や日差しが強い時には襟を立ててボタンで固定し首周りをガードできます。

トレランとかそれレベルの運動強度で動く人ならUL Short Sleeve Shirt1枚で色々な環境に対応できそうです。雨や大汗で濡れても休憩中に脱いでおけばある程度乾きます。

僕はそこまで強度のある事はしない(≒できない)ので、ドライレイヤー(Millet Drynamic Mesh)の上に着ると非常に快適でした。素肌の上に直接着るとお腹が冷えました。笑

ロンTの上からも快適でした。山では襟付きじゃないとイマイチ落ち着かないタチなので、これがあれば積極的にロンTを使えます。

山と道の製品は見た目のデザイン優先ではなく、機能的なデザインが優先されているので、通気性を考えリラックスフィットだし、後ろ身頃が長めになっているし、肩回りにストレスが無いようタックが入ってます。

また、シャツだけど胸ポケットはありません。まぁこんなに薄く柔らかい生地なので、胸ポケットにモノを入れると形が崩れて着心地も悪くなるでしょう。

それでも山と道の製品はカッコイイです。この辺はセンスでしょうね。山はもちろん普段使いとしても全く問題ありません。

Tシャツのような軽さでTシャツ以上の機能を持つUL Short Sleeve Shirtですが、着替え用の1枚としてもとても優秀だったりします。さすがの一品です。

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