やっとタイミングが合って購入することができました。
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今思えば、たまたま観に行けた2018年のOff the Gridでオーダーできるチャンスがあったのに・・・まぁ、「後で悔いる」と書いて”後悔”なので当時は知る由もありません。

さて。

atelierBluebottleは2013年に立ち上がったブランドです。山と道RawLow Mountain Worksなどもそうですが、デザイン/アート系出身の方々のブランドの商品はセンスが良いですね。

そんなatelierBluebottleのPAC-01は、フルX-PAC製の12Lで重量260gのザック。

実測では298gでしたが、僕が選んだMILITARY GREENの生地はX-PACの中でも重めのVX21なのでこんなもんでしょう。標準的なBLACKならX-PAC VX07を使っているのでもっと軽いはずです。

で、

世の10~15Lのザックだとほぼトレラン用ザックになるので、日帰りハイクでも「のんびり楽しむ」には容量的に厳しいことが多いのですが、PAC-01はデイハイク用なので使い勝手が良いのです。

ショルダーハーネスは太めですが、トレラン用ではないので厚みがあり、見た目もシンプルです。
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背中面は3Dメッシュと薄いパッドが入っています。

サイドポケットというか前面にあるポケットは右手側に一つ。ペットボトルならギリギリ2本入る程。
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背中の上のほうで背負うザックなので、背負ったままペットボトルの出し入れできる人はいるのかな?僕には不可能でした・・・。なのでショルダーハーネスにボトルホルダーをつけています。手持ちでは、Granite Gear Bottle Holsterが良さげでした。
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という訳で、ポケットには座布団や行動食を入れています。
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PAC-01のデザイン面でも機能面でも特徴的なのは、斜めのファスナー。
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荷物がパンパンだとここからの出し入れは厳しいですが、裏山的低山デイハイクならレインウェアや行動食・ファーストエイドキットへのアクセスが容易になるので便利です。
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とはいっても12Lのザックがスカスカってことはあまりないと思うので、パッキングには工夫が必要です。

上部はロールトップ式。ここからドカドカ出し入れが可能です。
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下部にはショックコード。
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荷物が少ないときには重量バランスやフォルムが崩れないように下部を絞りたいので、この仕様は嬉しいです。

内部は1気室。ハイドレーションポケットや小物入れの類はありません。
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あと、一見地味ですが実は特徴的なのがショルダーストラップの処理。
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長めになっていますが、これを2つ目のチェストストラップのように胸の前で止めたり、背中側に回して止めることができます。
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この機能によりザックの揺れをより軽減できます。背中側に回すとよりフィット感が増します。

では、パッキング例です。
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裏山的低山ハイクではこんな感じでしょうか。少々マニアックに攻めてみました。


マニアック過ぎたかな・・・。

雨予報なら行かないけど、突然の雨には十分に対応できます。ランチは、ULTRA LUNCH BIVOUAC RATIONやフリーズドライ、カップ麺など湯沸かし系で。でもコーヒーはちゃんと楽しみます。ポケットには行動食用のボトルを入れます。
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これで水や食料を除いたベースウエイトは1.4kg。水1.5Lと食材&行動食を入れても3kgちょっとです。

これくらいの荷物ならフロントのファスナーも使えます。そもそも軽いのですが、太め&厚めのショルダーハーネスと高い重心で、重さはより感じにくくとても快適です。

容量的にはまだ余裕があるので、工夫すればたっぷり歩く日帰りハイクにも対応可能です。でもロールトップが短めなので、容量的プラスアルファは少ないです。背面パッドも柔めなので、あまりパンパンにすると背中側が膨らみ背負い心地も悪くなります。なので水をたくさん持たないといけないとか、小屋迫やテン泊にもこれで挑む!って場合はスペックオーバー。外付けが必要となります。

トップが一本締めのストラップ式なら山と道Stuff Pack XLのようなパックで拡張することも可能ですがそれはできません。
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でもザック全体にショックコードを張れるようなループがあるので、そこを使えばスタッフサックをしっかり挟む事ができます。
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自分ならHyperlite Mountain Gear Stash Bagを使って拡張します。これなら落とすことが無いので安心できます。あとはウエストバッグも併用すれば何とかテン泊で来そうな気も・・・でもしないかな。笑
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適量に収めればPAC-01は揺れも少なく抜群の背負い心地です。実は自転車との相性も良くて、背中の上のほうで背負えて、背中に張り付かずに背負えます。最低限の荷物しか持たないコーヒーライドにはぴったりです。

中央付近にある微妙なくびれ(?)も美しく、パッキングしただけでワクワクする・・・そんな12Lのハイキング用ザック。人気な理由がわかりました。
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