ハンモックは超軽量タイプのを持っていますが・・・増えました。モスキートネット(バグネット)一体型ハンモック。
重量は実測473gでした。
別途ツリーストラップが必要ですが、手持ちのHummingbird Tree Strapsを使ってます。旧型なので実測64g(新型は20gくらい軽いみたい)。
設営は簡単です。
- 良さげな木を2本見つけ
- ツリーストラップを掛けて
- 本体に縫い付けられている収納袋からUltralight Mosquito Net Hammockを取り出し
- テンションを調整
で完成です。
手持ちのハンモックより高い位置にツリーストラップを掛けたほうが良さげでした。
収納袋はジッパー付きで、ジッパーを開けた状態で収納し、ジッパーを締めてコンパクトに・・・という事ができますが、そもそもツリーストラップを一緒に入れてはおけないサイズだし、コンパクトになるとその分(圧縮されて)硬くなってパッキングしにくいので、不要な機能な気がします。
ツリーストラップを忘れると泣けちゃうので、もう少し大きめの収納袋を縫い付けてしまおうかしら。
モスキートネットの出入り口は片側なので、設営時に方向を間違えると張り直しです。でもまぁ数秒程度のロスですが。
ダブルジッパーは外からでも中からでも使えるタイプ。大き目で蓄光型で、動きもスムーズなので使いやすいです。
また、フルオープンできるので、虫のいない状況では普通のハンモックになります。
さて、居住性についてですが、手持ちが超軽量級のENO Sub6やEXPED Travel Hammock Lite Plusなので、それと比べるととても広い空間です。
縦もそうですが、横幅が段違い。横幅が広い分安心感も高いですが、斜めになって寝ないとミノムシのように包まれてしまいます。ハンモックだけなら良いですが、一体化されているモスキートネットまで狭まるので圧迫感があります。
この辺は、一体化していない Hummingbird Hammocks Warbler Net の方が過ごしやすいかも。
とはいえ、斜めになれば広々空間。かなり斜めになっても身体がモスキートネットに触れることはないのでネット越しに刺される心配はありません。この居住性はSub6やTravel Hammock Lite では味わえません。
パッと張ってパッと寝てる、夏の昼寝専用として買ってみたのですが、この寝心地は捨てがたいです。出入りも思ったより苦じゃないです。
さて、重量について考えてみると、
- モスキートネット一体型ハンモック(473g) + ツリーストラップ(64g) + タープ(340g) = 877g
となります。ペグを持っても900g強でしょう。一方、手持ち最軽量の EXPED Travel Hammock Lite Plus (実測251g)を軸に考えると、
「60gも違う」のか「60gしか違わない」のかは状況にもよりますが、実際にハンモックで一晩過ごすには何かしらのアンダーキルト&トップキルトは必要で、ここから400~600gの増量となることを考えると、60の差は意外と小さいなというのが正直なところです。
ちなみに、Ultralight Mosquito Net Hammock付属のカラビナは1つ20gなのでそこで軽量化は可能で、2.5g/本の Bush Craft ULBH ソフトカラビナなんて使うとTravel Hammock Liteとの差はないも同然となります。この辺はハンモックのプロ(?)がいるショップ(GRiPS)からの情報です。
でも、昼寝用なら素早く設営できるカラビナの利便性は捨てきれずにそのまま使っています。
虫のいない時期/場所ならSub6やTravel Hammock Liteを持ち出さない理由はありませんが、虫のいる時期/場所での昼寝だけじゃなく、ハンモック泊にもCocoon Ultralight Mosquito Net Hammockは使えそうな雰囲気です。でも一体式なのでモスキートネットに穴なんて開いちゃうと使い道がなくなるので、昼寝専用で大事に使おうかな・・・。
ハンモックブームに伴い、魅力的なギアがどんどん出てきています。この後、来シーズンあたりに既存モデルもリニューアルされて、イマイチな製品はどんどん淘汰されてくるのかな。
ちょっと悔しくもあり楽しみでもあります
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