興味半分で買ってみたら惚れました。
アイデア商品だけど次世代タイヤレバーと呼んでもいいかも。
サイズは7.8×4.3×3.2mmと、普通(?)のタイヤレバーより短くて厚いです。
重量は23g。実測では20gでした。
一見不思議な形状ですが、タイヤを外す時にはこのようにして、
前に押すだけ。
指じゃなく掌で押すようにすると楽かな。
嵌める際には、手でやれるところまでやって、このようにして
前に押すだけ。
最後は力勝負な面もありますが、これでタイヤがリムに入っていきます。ミシンの三つ巻き押さえを思い出しちゃいました。何となく。
注意点は、チューブを噛ませないように、でしょうか。
従来品のようにテコの原理は使わないので「折れるかも・・・」という気はしません。
ただ、使っていくとササクレっぽいものが出てきます。「リムにはダメージ与えず己で吸収してるのね」と捉えています。
というTyre Glider。
「どんなリム&タイヤの組み合わせでもこれ1つあれば大丈夫!!」
とまでは言いません。これだけでは嵌めれなかった組み合わせもあります。でも(自己責任である)チューブレスタイヤの1つの組み合わせで経験しただけで、手持ちのチューブレス対応リム+クリンチャータイヤでは無問題でした。
まずは自宅でタイヤ脱着を試してみることを強くお勧めしますが、頑張ればタイヤレバーを使わずともイケそうタイヤとホイールの組み合わせなら大丈夫。手を疲れさせることなく一瞬ではめることができます。
また、体積はちょっと増えますが、タイヤレバーを2本持つよりTyre Gliderを1つ持った方が軽量化ができます。そして、パンク時のリカバリーが(個人のスキルやリム&タイヤの相性で度合いが変わりますが)速くなります。レバーを使わず嵌められるタイヤも多いですが、外す際には効果を感じます。
チューブレスもどんどん便利になっていますが、クリンチャーも進化していますね。
低圧で走れる&パンクの可能性低いチューブレスか、パンクしても復旧が速いクリンチャーか。
パンクの可能性が低いのだから、自己責任でチューブレスタイヤでもTyre Gliderを持ち歩いても良いのですが、複数台にTyre Gliderを持たせるのはちょっと高いので(汗)、チューブレスの車体にはシュワルベのタイヤレバーを入れています。
シュワルベのタイヤレバーは、かなり厳しい状況でもタイヤを嵌めることができます。これはこれでおすすめです。
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